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2012年9月21日 (金)

オーディオルームの天井材

デモルームの地固め粗方完了です。ダンプカーの備えがなく、100t 近い砕石をシャベルで動かしたかと思うと感無量です。一年強かかりました。

体力勝負が一段落してやれやれですが、次に待ち受けているのが基礎の墨出し。精度が必要な作業の始まりです。

屋内工事であればレーザー水準器一つあれば精度の高い垂直・水平・角度出しができるのですが、屋外は眩しい太陽にかき消されてレーザーのみではお手上げです。

下記がオークションで手に入れたオートレベル。友人からトランシットも届き、生コンの型枠を作る道具は揃いました。

Img_3691600w338h
http://www.eg.aktio.co.jp/product/tsu/30sokuryou/301kougaku/3011/1061/index.html

ところで一ヶ月近くたってずいぶん鮮度が落ちてしまいましたが、体力勝負の隙間をぬって8月25日、NAGANO国際音楽祭に行ってきました。

Gala_concert340w186h
http://091225.jp/2012/galaconcert/index.html

「ホールこだま」がガラコンサートの会場です。

入場口
Codamah01

ステージ
Codamah02

客席
Codamah03

イワナ釣りに行く道すがら「信州国際音楽村」の看板を見かけてはいたのですが、所在不明の場所でした。行ってみると、菅平高原から浅間山、蓼科山までを見渡す景観抜群の丘の上にあり、野外ホール、研修棟、宿泊棟、レストランなどを完備した音楽施設で一年を通して音楽イベントが開催されていました。この日は関係者の予約が一杯でしたがレストランも好評のようで、お客様をご案内する場所の候補地の一つになりました。
http://www.ongakumura.jp/modules/weblog/index.php?user_id=0&cat_id=2

さてホールですが、見渡す限り木で作られたホールです。現在建設中の32畳のオーディオルームの天井材として、ホームセンターに山積みになっているホワイトウッド(松系の軟材)の 2x4材を若干隙間を開けて敷き詰める案があります。

ゲストハウスを作った経験から、天井材の1ピースは軽いほど素人内装に向いている、しかしオーディオ的には重くなければならない。ならば 1ピースを小さくすれば良い。価格も安いほうが良い。

天井材は高音域のみ拡散反射性で、それ以外は平面反射または若干吸音くらいにしてやると音楽的な躍動感とオーディオ的な解像度を両立させることができます。ホワイトウッドの並びの隙間の凸凹で高音域を拡散し、中~低音域は材の隙間から天井裏に適量逃がしてやるか、裏に遮音板を設けて吸音する構造です。

しかしホワイトウッドの柔らかさにより高音域が吸音される可能性があり、せっかくの拡散反射が吸音力に負けてしまう恐れがあります。現場で考えよう、と長らく結論を持ち越しておりましたが、それを実践した実物がこのホールにありました。

Codama04

解像度が必要なオーディオルームでは天井の平角材の横貼りを縦貼りに変更する必要がありますが、隙間を開けて平角材を並べた構造は上記の説明と同じです。信州のホールですから県産材のカラマツでしょうか? ホワイトウッドに比べれば硬い材ですが、オーディオルームの響きとして想像力を働かせると懸念どおり残響音の高音域が足らないですね。

近頃とても入手が難しくなってしまいましたが、SVUパネルのラーチ無ふしに使っている硬質のラーチ合板を加工して天井材にするのが、松の板目が嫌いでなければやはりベストですね。銘木の天井材に比べれば激安です。・・ 昔の価格で且つ大量に手に入れば、ですが ・・。

安価な材に手を加えて Wasin のように高域を拡散反射し、中低域は幾何音響理論どおりに反射する天井材の開発を急がねばなりません。

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コンピュータ・シミュレーションが明らかにした拡散反射音の振る舞い

1980年~95年のバブル最盛期に日本各地に沢山のコンサートホールが誕生しました、その設計支援のために(株)サーロジックがDSPシステムのハードウエアとファームウエアを設計・製作し、日東紡音響エンジニアリング(株)が GUI を開発して製品化した音場シミュレータが ”Symphony36” です。

1991年に幾何音響理論に基づく可聴化音場シミュレーションシステムとして音響学会に研究論文を発表しています。その後”Symphony50” で応用範囲を広げ、海外も含めゼネコン各社の研究施設に納品されました。

Symphony5002

そして音響学会に発表されたゼネコン各社のシミュレーションの成果がコンサートホールの設計法に多大な影響を与えました。その研究成果はリスニングルームにも応用できるものです。

Symphony502_3

音の良いコンサートホールは、内部の形状が起伏に富んでいます、

東京オペラシティー
 
Photo

初期反射音の高音域を拡散反射させると、オーケストラの演奏に力強さと躍動感が付加され、音楽をエンジョイできるコンサートホールになると分かってきたからです。

そしてプライベートのリスニングルームでも、楽器の実音の領域(~4kHz)の更に上の帯域の間接音を拡散反射させる壁面を設けると、高音域の残響音が部屋中にちりばめられて楽音の密度が上がり、演奏現場や録音現場の熱気が伝わる音場になることが多数の無償ルームチューンの結果から明らかになりました。

-- 石田健一さん<その3>サーロジック効果を聴く! --
http://www11.ocn.ne.jp/~otokiti/musyasyugyou.html#9

Photo_2

詳しくは下記ページ参照
http://www.salogic.com/Basic-RoomTuning/Basic-RoomTuning.htm

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