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2018年6月14日 (木)

部屋の仕上げは聴感で決定する / 平蔵さんのリスニングルーム

徹底したライブ化

この部屋の設計コンセプトは徹底したライブ化です。木造壁のオーディオルームの場合、全ての壁面を反射性にしたとしても、最適残響時間を超えてライブになる可能性がないからです。

長い残響時間を確保することがクラシック系のホールでは最優先の課題、しかし上田市周辺のコンサートホールでこの難題をクリアできているところはありません。オーディオルームと比較したら二桁も三桁も多いコストをかけているにも関わらずです。

クラシックのホールなのに残響音不足に設計施工してしまう原因は響き過ぎによる失敗を恐れるからでしょうか? または多目的化の誘惑でしょうか?

オーディオルームの場合、可能な限りライブにするとは言いつつも、残響時間の周波数特性には厳格なルールがあります。ミッドバス(125~250Hz)帯域の残響時間を一番短くする。100Hz以下の残響時間を急激に長くする。の二つです。

高域の残響時間も緩やかに上昇させたいのですが、ソファーがあったり、足元にマットがあったりなどが影響して、5kHz以上が上昇を続ける部屋は皆無です。高音域の残響音は高音域の拡散反射音で補います。

Photo_2

上記推奨曲線の形に近い周波数特性が得られれば、下記のグラフの最適残響時間(本件では0.7秒程度)まで残響時間を増やすことが可能になる。音楽の包容力や躍動感を最大限に享受できるオーディオルームになります。

600w389h_2
●参考文献 : リスニングルームの設計と製作例 P81 / 加銅鉄平 著 / 誠文堂新光社

残響時間の推奨曲線と測定結果を一枚のグラフに重ね書き

6月12日のページの「良いとこ取り」のグラフと推奨曲線を重ねてみた。「良いとこどり」の低域の姿形は「推奨曲線」と瓜二つで申し分ない。しかし上昇開始のポイントが一オクターブ低域寄りである。

Jpg

低域特性が推奨曲線より左寄りになると高解像度系でポップス向きの低音になり、右寄りになると落ち着きのあるまったり系でクラシック向きの低音になる。

後壁を10mmの隙間を空けた迷路板で仕上げると、低域吸音、中高域反射の壁面になるので、「良いとこ取り」の特性に仕上がるはず。

明日から三日間かけて実施する音楽再生で平蔵さんの意向を伺い、このまま仕上げるのか、上昇ポイントを右に寄せるのかを決定します。

<迷路板仕上げの天井>

Img_03634800w533h

Matrix4013
MATRIX-401 http://salogic.ocnk.net/product/828

後壁は表面に6度の角度を付けたMATRIX-402で仕上げる。

Matrix4023
MATRIX-402 http://salogic.ocnk.net/product/829

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有限会社サーロジック販売 長野県上田市真田町傍陽9716 0268-73-2400 管理者:村田研治

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